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でらマーケ勉強会 Vol.31 参加レポート

先日、株式会社ASUEさんが主催する「でらマーケ勉強会 Vol.31」に参加しました。

今回で31回目の開催ということで、名古屋を拠点に活躍されている経営者の方々が登壇し、オウンドメディアからキャリア論まで幅広く学べる、とても濃い勉強会でした。

ここでは、特に印象に残った学びをまとめていきます。

「勝手に認知されて、勝手に仕事が来る会社」はつくれるのか


株式会社ベイジの枌谷さんが語った

「勝手に認知されて、勝手に仕事をお願いされる会社をつくる」

という言葉が、強く印象に残りました。

そんな“理想の状態”を実現するために選ばれた手段がオウンドメディアだという話は、当たり前のようでいて、とても本質的でした。単に記事を更新するのではなく、戦略から体制までしっかり設計し、メディアそのものを“企業の資産”として育てていく、その考え方がとても実践的で、聞いていてワクワクしました。

STAAMモデルで見えてきた「成果の出るオウンドメディア」の組み立て方


続いて紹介されていた「STAAMモデル」は、オウンドメディア運用を理解するうえで特に分かりやすいフレームでした。

Strategy(戦略)から始まり、Theme(主題)を決め、そこからArticle(記事)へ落とし込んでいく。

この順番が崩れると、「とりあえず記事を書く」という状態になってしまい、成果が出ない理由がとても腑に落ちました。

また、オウンドメディアには広義と狭義があり、SNSやYouTubeなども広い意味では“自社発信の資産”に含まれるという話も、今の時代ならではの視点だと感じました。

まず決めるべきは「誰に届けたいのか」


戦略設計では、目的→市場→対象者→目標の順に考えていくことが大切だそうです。

誰に届けたいのかが曖昧なままだと、記事の方向性が定まりません。

市場や対象者を明確にし、目的から逆算してコンテンツを作ることで、初めてオウンドメディアは“成果につながる道筋”を描けるのだと理解できました。

多くの企業がつまずくのは「体制づくり」


特に面白かったのが、失敗の原因は記事の質ではなく“体制”にあるという点です。責任者、スケジュール、役割分担などが曖昧だと続かないという話には、企業運営のリアルが詰まっていました。

枌谷さんが話していた

「責任感より“好き”で続けられるかが大事」

という言葉は、場の空気が少し変わるほどの説得力がありました。

SNS・YouTubeが採用の判断材料になっている現実


SNSやYouTubeなどの発信が、今では採用にも影響しているという話も印象的でした。企業の動画や投稿を見て応募を決める人が増えているため、発信が会社の“入り口”になっているとのこと。自然体の発信が企業文化を伝え、ミスマッチを防ぐというのは、とても現代的な採用だと感じました。

若者のキャリアについてのメッセージ


最後に語られたキャリアの話も心に残りました。

「将来を早く決めなくてもいい」

「自分が何者かわからなくても、向いているものに出会っていく」

そして、

「技術だけで戦うのは限界がある。いい奴でい続けることが大事」

特に最後の言葉は、自分の中にすっと落ちてきて、マーケティングもキャリアも結局は“人と信頼”が軸になるのだと感じました。

参加して感じたこと

今回のセミナーを通して、オウンドメディアは「記事を書く活動」ではなく、企業の価値を伝え、人とつながり、未来につながる“資産づくり”であることを実感しました。そして登壇者の皆さんが楽しそうに発信の話をしていた姿を見て、好きなことを続ける強さを改めて感じました。

私自身も将来マーケティングに携わりたいと考えているので、今回学んだことをこれからの発信や制作活動に活かしていきたいと思います。